アムニモ 株式会社

アムニモ株式会社は、産業用IoT(Internet of Things）サービスを提供するために、横河電機株式会社の新規事業として100%出資により2018年に発足しました。IoT業界での知見とノウハウを持つメンバーで構成されたアムニモは、その知見やノウハウを融合させ独自に自社設計・開発したIoTデバイスやクラウドサービスを展開しています。

dge Gateway amnimo G シリーズ

「Edge Gateway amnimo Gシリーズ」は、様々な産業用のシステムにおいてエッジコンピューティングを実現するために最適な、4G対応の産業用LTEゲートウェイです。複数のカメラとデバイスを管理・運用できるクラウドアプリケーションと共にお使いいただくことで、厳しい環境下でも安定した運用が可能な監視カメラシステムを構築することができます。

１、信頼性のあるシステムで遠隔監視を止めないLTEゲートウェイ
～過酷な環境を想定したエッジゲートウェイ（Edge Gateway）～
・４つのPoEを搭載したゲートウェイで、カメラがフリーズ時に遠隔でリブート
・産業用SSD搭載（最大2TBまで搭載可能）
・瞬停、電源ノイズに強い
・通信キャリアの障害発生時に4つのSIMを自動切換え

２、複数のカメラとデバイスを効率よく管理・運用できるクラウドアプリケーション
～利便性を追求したビデオマネージメントシステムとデバイス管理システム～
・ビデオマネジメントシステム（NxWitness）搭載。スマート検索で素早くサーチ
・統合ビデオ管理システムで複数のカメラ映像を一元管理
・デバイス管理システムでデバイス管理を一元化

３、費用を抑えたシステム構築が可能
～監視カメラソリューションに最適化されたエッジコンピューティングの実現～
・エッジに録画、必要なタイミングでクラウドに保存
・複数の機器（PoEスイッチ、ビデオレコーダー、LTEルーター、VMS）を１つの機器に統合

IoTルーター amnimo Rシリーズ

「IoTルーター amnimo Rシリーズ」は、お客様のIoT機器とEthernetによって接続され、IoT機器からのインターネット通信を可能とする汎用性の高いルーターです。
「Edge Gateway amnimo Gシリーズ」と比較して、幅広い産業用途に必要な機能を絞った仕様となっており、コストを抑えた形での導入が可能です。

ビデオマネジメントシステム(VMS)

VMS=ビデオマネジメントシステム(Video Management System)とは、カメラで撮影した映像の表示、録音、再生、検索を防御することのできる、映像を活用するためのソフトウェアです。
「Edge Gateway amnimo G シリーズ」はVMSとして、Network Optix社製のNxWitnessをプレインストールしています。Edge GatewayにプレインストールされたNxWitnessは、アムニモ株式会社にサービスを申し込んでいただくことによりフル機能を利用することが可能になります。

【Nx Witnessの機能】
●直感的に操作できる革新的なユーザーインターフェイス
●Edge Gatewayに接続された最大4台のカメラの画像を、自由な画面分割・配置構成・大きさ・マルチ表示画面で表示可能
●非常に便利なスマートサーチ機能：画面の中の特定部位において動きがあった日時の画像を録画した後から部位を指定して検索することが可能

※本ソフトウェアの利用料金は利用するカメラの台数に応じて課金されます。詳細はお問い合わせください
※今後、拡張VMS（仮称）を企画検討中

デバイスマネジメントシステム(DMS)

デバイスマネジメントシステムとは、Edge Gateway及びIoTルーターとクラウドアプリケーションを連携させるシステムです。
これにより、デバイス本体や周辺機器の保守運用の手間やコストの削減を実現することができます。

【デバイスマネジメントシステムの機能】
●デバイスの自動初期設定※
・箱を開封してからわずかな手間で設定が完了し、すぐに配置することができます
●遠隔でのデバイスファームウェアの更新
・稼働中のデバイスの脆弱性対応などを大きな手間をかけずに実施できます
・最新のファームウェア機能を設置済みのデバイスで利用できます
●遠隔でのデバイス設定の更新
・稼働中のデバイスの各種設定を遠隔で修正することができます
●死活監視と遠隔リセット　※
・本体だけではなく、PoEで動作する周辺機器も遠隔でリセットすることができます
●デバイスの動作ログの取得
・問題発生時に詳細な原因解析が可能になります
●故障交換時の設定の引継ぎ
・交換用デバイスに元デバイスの設定情報を簡易な手順でコピーすることができます

※2021年4月以降に提供予定