<イベントレポート>第18回ISIT勉強会 DX推進のカギは学び!~越境学習とリスキリングの実践事例~
2025年3 月6日(木)、福岡SRPセンタービル1F SOILイベントスペースにて、第18回ISIT勉強会がオンライン形式で開催されました。今回は、公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)オープンイノベーション・ラボ イノベーション・アーキテクト武内が登壇し、越境学習(※)やリスキリングの実践事例、資格取得の経験、生成AIの活用法など、実践知に基づいた学習方法と業務への活用事例について講演を行いました。
講演では、DX推進には単なる知識のインプットだけでなく、「どの学びが実際に役立つのか」を見極めることが重要であり、「学び」「実践」「活用」のサイクルを継続することが成功の鍵となると説明。具体的な事例を交えながら、分かりやすく解説しました。
また、ISIT赴任当初はDXについて十分に理解していなかった登壇者が、資格取得に挑戦し、実際の経験を基にDX推進に必要な学びのポイントを整理・実践してきたプロセスについても共有されました。今回のセミナーを通じて、参加者がDX推進の道筋やモチベーションを得るきっかけとなったのではないかと思われます。
※越境学習とは、従業員が所属する企業や組織の枠を超えて、新たな環境や人々との交流を通じて学ぶことを指します。

SOILイベントスペースより、登壇者がオンライン配信で講演する様子。

オンライン配信中、講演する様子(Zoomオンライン画面)。
勉強会では、オンライン参加者に「越境学習の経験」や「業務における生成AIの活用状況」について質問を行い、その回答結果を踏まえた説明を行いました。
参加者29名中24名がアンケート回答し、そのうち23名が「理解できた」と回答。
さらに、今後の取り組みについては、
・「すでに取り組んでおり、今後も取り組んでいきたい」
・「できることから始めてみよう」
・「機会があれば取り組みたい」
と、全員が前向きな回答をされていました。
また、勉強会に参加した方の感想として、
・「本日の話しを聞いて、勝手ながら自身への応援のように感じた。」
・「講師の方の前向きな、資格取得に関するモチベーション、学習論等理解できた。」
・「自分が求める答えを導き出すための生成AIのプロンプトのヒントは、とても参考になった。」
など前向きな感想が寄せられ、今回の勉強会では、参加された皆様の役に立つ勉強会が行えたと思います。
今回の勉強会を通じて、参加者のみなさまが、「学び」「実践」「活用」のサイクルの大切さを実感し、DX推進の第一歩を踏み出すきっかけになればと思っております。今後も、ISIT勉強会では実践的な知見を共有し、学び合いの場を提供していきます。参加者の皆さまが、それぞれの業務で「学びを実践し、成果へとつなげていく」ことを継続していただければと思います。
次回ISIT勉強会のご案内
なお、次回の第19回ISIT勉強会は、5月頃開催を予定しております。テーマ等決まりましたらご案内いたします。
次年度もよろしくお願いします。