<イベントレポート>「生成AIビジネス最前線:AIエージェントの最新活用法」

開催概要

2025年6月27日(金)、福岡SRPセンタービル1F SOILイベントスペースにて、「生成AIビジネス最前線:AIエージェントの最新活用法」をテーマに、ハイブリッド形式のセミナーを開催しました。オンライン42名、現地18名、計60名が参加し、生成AI、AIエージェントへの関心の高さがうかがえるイベントとなりました。

講演内容の要点

講師は、がばいAIコンサルティング株式会社 代表取締役社長 本間謙斗 氏。150社以上のAI・DX支援実績を持ち、企業や自治体での活用ノウハウを活かした実践的な講演を行いました。

特に印象的だったのは、以下の5つのポイントです。

  • 生成AIの最新トレンドと、導入における現場の課題整理
  • 業務時間を1時間短縮するためのプロンプト活用法とAIツールの紹介
  • ChatGPT Operator、Genspark、Napkin、がばい営業ロープレくんなどのデモ事例
  • 「ジブンゴト」として生成AIを捉えることの重要性
  • AIエージェント導入のステップ(単独活用~完全自律型)とその実務展開

さらに本間氏は、NVIDIA CEO Jensen Huang(ジェンスン・フアン)氏の名言

「AIに仕事が奪われるのではない。AIに精通していない人が、AIに精通した人に仕事を奪われる」

を引用し、AIリテラシー向上の必要性とスキル習得の重要性を強調。この言葉は参加者の多くにとって、自身の生成AIとの関わり方を見直すきっかけとなりました。
本間氏の「生成AIを“ジブンゴト”として活用し、自社業務にどう落とし込むか」という問いかけには、実践への意欲が場内に伝わる空気が生まれました。


アンケート結果・参加者の声

本セミナー終了後に実施したアンケートには、参加者60名中25名から回答が寄せられました。そのうち80%以上が「大変満足」「満足」と回答いただき、内容の充実度の高さと講師の質の高さが高く評価されました。

特に、講師の現場視点に基づいた具体的な解説や、AIツールのデモが分かりやすく即実践につながる内容だった点に、好意的なコメントが多く寄せられました。

参加者からは、以下のような声が寄せられています:

  • 「実際のAIツールのデモが見られて、すぐに試してみたくなった」
  • 業務への応用イメージが明確になった
  • ツールの無料・有料の違いや比較情報がもっと欲しい
  • プロンプト作成の工夫や具体例がさらに知りたい

一方で、「AIツールを紹介されても、“実際にどう活用すれば良いか”がまだ自信が持てない」「プロンプトの入力が難しく感じる」といった不安の声もありました。

このような参加者のニーズを受けて、次回は実際に手を動かしながら生成AIの業務活用を体験する実践型イベント「業務改善の一歩を踏み出す!生成AIワークショップ」を開催いたします。

本セミナーを通じて「生成AIに興味はあるが、具体的に使うイメージが持てなかった」「導入に不安がある」と感じた方にとって、このワークショップは次の一歩を踏み出す絶好の機会となるはずです。ぜひ、ご参加お待ちしております。